やどかり亭ブログ

昨日の話なんですが、映画観てきました。
今回見たのは、「インビクタス／負けざる者たち」です。










続きから、どうぞ！！

イーストウッドが監督だから期待していたけど、やっぱりよかった～！

パンフレットの中で評論家の人が
「イーストウッドはもう何を撮っても傑作になってしまう」
みたいなことを言っていたんですが、本当にそうだと思った。
「グラン・トリノ」を約2年前、リアルタイムで映画館で観れたことを誇りに思いますよ。ええ。
にしても、イーストウッドは本当に「グラン・トリノ」で俳優業を終えてしまうのでしょうか･･･
やだーー！！そんなのやだーー！！！またスクリーンで彼が見たいいいぃぃいいぃぃ。･°(ノД｀)°･。

･･･はっ！映画の内容にほとんど触れてなかった！
じゃ感想いきます(笑

この作品は、白人政権の転覆を企てたとして逮捕され、反逆罪で27年間も投獄されていた南アフリカの黒人大統領、ネルソン・マンデラ(モーガン・フリーマン)が、自国の恥と呼ばれるほどに弱体化していたラグビー・チームスプリングボクスをワールドカップ優勝にまで導いた奇跡の実話を映画化したものです。

まず、ネルソン・マンデラの人間性に素直に感動しました。
白人の手によって27年間も投獄されたにもかかわらず、白人との共存を第一目標に掲げて行動するのです。
まず赦すことから始まるのだと、皆を諭すのです。
同じ黒人の反発をも恐れぬその姿勢はとてもかっこよかったです。

そして、ボディーガードに家族の調子を聞いたり、女性秘書の髪型や服装をほめたり･･･
なんであんな過酷な状況に置かれながら、こんなに気さくになれるんだろう。
私だったらものすごく卑屈になってしまっているだろうな･･･とか考えたりしました。

そして、この映画の中で、一番心に残ったセリフがあります。
その最弱だったラグビー・チームのキャプテン、フランソワ・ピナール(マット・デイモン)が、マンデラの人間性に触れて、言ったこのセリフ。

「考えていたんだ。30年投獄されてなお、人を赦せる心を」

この･･･セリフ･･･だけで･･･あふれていたものが一気に流れ出ました。
映画館でちょっと恥ずかしかったのですが、かなり泣いてしまいました。ラストまでまだまだあったのに；；

そしてそのラストは、ワールドカップで締めくくられます。
筋肉と筋肉のぶつかり合い！ラグビー！かっこいいー！！
そしてこのラグビーのシーンにイーストウッドの息子が出ていただとぉ！？
ちくしょう！先に知っていれば･･･先に知っていれば･･･！！(涙

そして、凄まじいパワーを誇るニュージーランドのチームに苦戦を強いられながらも、見事勝利。すばらしい！！
しかし、私は、この勝利よりも、スタジアムの外で白人の警官と黒人の男の子が一緒になってもうめちゃくちゃになって喜んでいたシーンの方が、泣けました；；
 ああ･･･ほんとに･･･よかった！！
それ以外何も言えないくらいだ･･･

是非たくさんの人に観てほしい映画です･･･！
そしてこれをきっかけに、イーストウッドが気になってくれれば、なお良し(笑

そうそう、このマンデラなんですが、演じていたモーガン･フリーマンと実際のネルソン・マンデラがそっくりなんですよ！パンフレット見てびっくりしました。
なんでも、マンデラ自身が誰か俳優が自分を演じるとしたら、フリーマンがいいと言ったとか。なるほど(笑
でも多分、似てるからというだけではないんでしょうね。なんでもフリーマンは、マンデラのしゃべりかた、独特な雰囲気まで、パーフェクトに身につけ、演技したそうです。さすがだ･･･

そして、チームのキャプテンフランソワ・ピナールを演じた、マット・デイモン。
･･･ちょっとやばい。かっこよすぎる。惚れたかもしれない(ぇ
自分はどちらかというとおじさん趣味(爆)だと思ってたけど！これはやばい！きた！ああああああかっこいいいいいいいいいいいいい(落ち着け






←これがマット・デイモン


ああもう！やばいね！この映画観て一発で好きになった！
「ボーン・アイデンティティー」のシリーズとか全く興味無かったけど、彼を知ってからはもう興味津々です。いやシンシンってレベルじゃない。ビンビンです。ビンビン。

あああ今すぐにでもＴＳＵＴＡＹＡに走りたい気分！ちくしょうテストよ早く終われ！！砕け散れ！！！



最後めちゃくちゃ個人的になってすみませんでした＾＾；
でも本当に真面目な話、たくさんの人が観るべきだと思います。お暇な時にでも、是非映画館へ足を運んでみて下さい。


え？☆の数？
100個でも足りないくらいですが何か？＾＾＾＾＾